10月31日投開票の衆院選で山口3区から出馬して当選した、
自民党の林芳正外務大臣の後援会への入会勧誘を県幹部にさせたとして、
県警は23日、公選法違反容疑で、同県の小松一彦副知事(65)を書類送検した。
小松副知事は容疑を認めているという。
後援会のリーフレットや入会申込書を県幹部5人に数十枚から数百枚ずつ渡して会員募集を依頼。
幹部らに5月上旬ごろまでに、部下の県職員数十人を勧誘させた疑い。
小松副知事は23日、県庁で記者団の取材に応じ、
「事件の発端になるところであり、検察の判断を待ってお答えさせていただく」と説明。
林大臣も同日、「私自身は全く関知していない」などと語った。