全国で唯一の全員入院の方針をとっている和歌山県は15日、病床使用率がほぼ100%に達したとして、
無症状者や軽症者は数日間、県が用意したホテルの部屋で待機させ、
病床が空き次第入院させることを明らかにした。
これまでは全感染者を感染判明の当日か翌日に必ず入院させてきたが、感染者の急増で転換を迫られた。
全国で唯一の全員入院の方針は維持するとしている。
15日の新規感染者数は157人で、4日連続で過去最多を更新。
病床使用率は過去最高だった昨年8月25日の96・5%を上回る99・7%で、
全620床のうち、空きは2床となった。
後は重症者や重症化リスクのある人の入院を最優先する。
従来は最低10日間入院させていたが、症状によっては5~7日に短縮し、病床の回転率を高めるとしている。
‘@オミクロン株の猛威には勝てなかったようだ。
しかし、臨機応変に対応していくのは良いことだ。
県民も安心できる。