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​本田圭佑、岸田総理と面会。

岸田総理は4日、サッカー元日本代表の本田圭佑選手(35)と首相官邸で面会。



自民党遠藤利明選挙対策委員長が同席し、本田氏が取り組む、

子どもの教育や格差の是正などについて、20分ほど意見を交わしたとしている。

だが、自民党参院選に向けて本田氏に立候補を打診したが、断られたようだ。

本田選手は面会後、記者団から国政選挙への出馬の可能性を問われ、

「興味は今のところ全くない」と否定。

遠藤選対委員長は「残念ながら当面は諦めている」と苦笑。



‘@遠藤選対委員長は、スポーツ立国調査会長も務めている。

石川県の星稜高校出身の本田選手は、自民党馳浩元議員の後輩に当たる。

馳氏は2013年6月、本田氏の政界転身について、

「いつかは社会的なリーダーとして力を発揮してほしい。政治家に向いていると思う」と太鼓判を押していた。

2016年に本田氏が安倍総理(当時)と会談した際にも、

「政治家になろうということを本気で考えたことがある」などと話していた。

1万パーセント無いとは言えないが、そんなに知名度、需要あるのか。

仮に当選してもすぐに反発して辞職するタイプだ。




そんな中、2月24日告示される石川県知選挙(3月13日投開票)が注目されている。

知事選は自民党馳浩議員、自民党山田修路参院議員、山野之義前金沢市長、

共産党が支持する、飯森博子氏を軸に争われる。

自民党から馳氏と山田氏が出馬し、保守分裂となる上、

金沢市議時代は自民党所属だった山野氏が金沢市長を辞職して出馬を表明。

自民党にとって誤算続きの混沌とした展開となっている。

地元関係者は「馳氏が勝つと思っていたらまったく予想外の展開になった。

馳氏と山田氏は国会議員時代に同じ派閥・安倍派(清和会)に属していたのに、

なぜ、うまく話がつけられなかったのか。地元は大混乱です」と、困惑を隠さない。

現職の谷本正憲知事には8期目もという期待の声もまだあった昨年7月、

馳氏がいきなり記者会見して、出馬を表明。

「最も知事の椅子に近い」と当初、地元ではみられていたという。



しかし、1月の自民党の情勢調査では金沢市長だった山野氏がトップ、次は山田氏、三番手が馳氏だという。

馳氏は知名度が高い割に支持にはつながっていないというが、馳氏の知名度はコアな気がするし、

天狗になると、いつかはシッペ返しを食らう。


自民党の県議の大半と立憲民主党が山田氏の支援を表明。

自民党の石川県連は自主投票となった。

石川県で今も隠然たる力を持つのは、森喜朗元総理だが、馳氏で地元をまとめられなかった。

知事選出馬を早々に表明することで、流れを作ろうという馳議員の作戦が完全に裏目に出たようだ。

森氏の力も陰ったようだ。

馳、山田とも安倍派所属。安倍派としては、馳と山田の2人が出馬して、

どちらも負けるという結果は絶対避けたい。

安倍議員は難しい決断を下せるのか、対応が見ものだ。