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​自民・城内氏、性的少数者の差別発言。

25日に開かれた自民党の性的マイノリティーに関する会合で、

城内実議員が「純粋まっすぐお花畑の人は、『差別されている人を助けなきゃ』みたいな話」と、

性的マイノリティーへの差別解消に取り組む人を揶揄するような発言をした。



会合は非公開で、ゲイを公言している日本維新の会松浦大悟氏を有識者として招いて開いた。

会合の出席者によると、城内議員は会合の終盤で、

「美しいポリコレ(政治的な正しさ)みたいなものでストーリーをつくって、

それを疑問視する人をひたすらたたく、お花畑正義感の人たち」と揶揄。

そうした人たちは「多様な価値観、多様な市民を、ステレオタイプでやっているんじゃないか」などと、

批判めいた発言をしたという。



城内議員は会合後、記者の取材に「LGBTに関する活動家や当事者を『お花畑』と言ったのではない」とした。

だとしたら誰に向けて言ったのか。

城之内議員は「LGBTに関する問題は複雑で多様な要素が絡み合っており、当事者にもいろんな意見がある。

一部の人は物事を単純化していないかという趣旨で言ったつもりだった」と釈明。

発言は撤回しないとしたうえで、「主語や述語に気をつけて発言しなければいけない」と述べた。



2005年の郵政国会で、郵政民営化法案の採決において、

小泉純一郎総理の出身派閥である森派(清和会)所属の国会議員で唯一反対票を投じた。

直後の第44回衆議院議員総選挙では自民党の公認を得られず無所属で出馬するが、

刺客として送り込まれた自民党公認片山さつきに748票の僅差で敗れ、落選。

選挙後、離党勧告を受け、自民党を離党。



2011年12月、小泉龍司と共に自由民主党無所属の会に合流。

2012年5月18日、自由民主党党紀委員会により城内の復党が承認され、約7年ぶりに自民党に復党。

2012年9月の自由民主党総裁選挙では安倍晋三氏を支援し、推薦人にも名を連ねた。

その後は安倍晋三畑一筋の城之内議員。