政治・経済、疑問に思うこと!

より良い日本へ願いを込めて。

​ワクチン3回接種でもブレイクスルー感染。

それでも暮らしは落ち着いているアメリカ。



昨年12月ごろから感染者の急速な増加が続き、過去最多の新規患者数が確認されているアメリカ。

新形コロナ死者数は、デルタ株流行時を超えた人数になった。

新型コロナが始まった当初にくらべると比較的人々は落ち着いて生活している。

新型コロナワクチン、3回目となるブースターを受けた。

2回目は6月に接種。アメリカでも変異株のオミクロン株が猛威を振るい始めていたからです。

3回目については、迷ったが、感染力の強いオミクロン株対策に加え、動きたいという衝動が抑えきれず、

接種を決断した。



周囲の大人はだいたい接種済みだったようだ。

2回目と同様、打った数時間後から倦怠感が襲い、翌日も微熱。1日寝て過ごした。

接種したワクチンはモデルナ製、3回目の摂取量はそれまでと比べて半分と聞いていたので、

「副反応ないだろう」と期待していたが、あった。

レストランの屋内飲食は、ワクチンの接種証明書の提示を義務づけているが、

2回ではなく、3回の接種の証明を必須とするレストランもある。

子どもが通う中学校の先生やほかの生徒も、ここ数週間で感染者がどどどっと増えた。

クラスで感染者が出た場合、まず全員に自宅での検査キットが配布され、

陰性であればいったん通学が認められるが、5日後に再度全員が検査に臨む。

一方、街中にあるPCR検査場は大混雑していて、検査を受けるのも一苦労。

抗原検査も品切れ状態。自分で購入しつづけるのもそれなりに費用がかかるので、

学校から提供されるのはありがたい。



バイデン政権は、1世帯当たり毎月4個の自宅用市販検査キット提供を決定し、

先日オンライン受付が開始された。

オミクロン株の感染力の強さを実感するもう一つの理由は、この1カ月のうちに感染した友人や知人は、

全員、ワクチン接種済みだった。

そのうち大人について言うと、大半が3回目のブースターを終えていた。

子どもの友人たちも2回接種済みだったが、それでもブレークスルー感染した。

感染者数が増えることで入院患者の増加につながり、

回復しても倦怠感や睡眠障害などの後遺症が続くのも気になる。油断は禁物だ。

いまは、なるべくかつての生活を変えないように対処しようとしているのは、

ワクチンを接種をした人は、オミクロン株に感染しても症状が比較的軽いと言われていることや、

国も経済活動の停滞をなるべく避けようとする判断があったからだと思う。

とはいえ、オミクロン株は感染拡大がとても速く、私自身、いつ感染してもおかしくない状態だ。