中国は日米欧の対ロ制裁に“違法”?と反発「ロシアと貿易を進める」と明言。
ウクライナへの軍事侵攻を受けて、各国がロシアへの経済制裁に乗り出す中、
中国政府は制裁に反対する姿勢を表明した。
中国外務省は2日の会見で、欧米や日本などによるロシアへの経済制裁について、
「あらゆる違法な制裁に断固反対する」とし、
「制裁は問題を解決せず、争いをエスカレートさせるだけだ」と主張。
そのうえで「中国とロシアは引き続き正常な貿易協力を進めたい」と述べ、
天然ガスなどの購入を続ける考えを示した。
また、金融監督当局のトップも2日の会見で、「金融制裁に賛成しない」と明言。
国際的な制裁の動きには参加せず「正常な金融取引を保つ」とした。
‘@予測通り、中国はロシア派を変更しない。
これで、プーチンが勢いづく。
ウクライナとロシアの戦争が長引けば長引くほど利するのは中国。
長引けば長引くほど、ウクライナは悲惨な状況になり、西側の無力が露呈する。
ロシアは中国の経済的後押しで大きな借りができることになる。
日本政府やメディアも表立って中国を非難しない。
仲介役どころか、ロシアを応援。
しかし、今はロシアも戦争から引ける状況ではないので仲介しないが、
仲介のタイミングを見定めているのかもしれない。
それはロシアにではなく、ウクライナに対して。
ロシアの原油も安く買える。
ロシア産原油を敬遠する動きが広がり、ウラル価格は90ドル台で推移する。
国際指標の北海ブレントとの価格差は1バレルあたり11ドルと過去最大の水準に広がっている。
習近平も許してはならない。
日本にも困難な道が待ち受けていることを、今から認識すべきだ。
隣国の大国2国が西側と全面対決をしている現実を。
わたしはプーチンがおかしくなっているとは思っていない。
以前からそういう人間だと思っている。
好き好んで「KGB」に入りたいと思う人間が真面だとは到底思えないからだ。
そして、その後の言動も含めて。
今の事態を、バイデン大統領の弱気とロシア毛嫌いが生んだ可能性は大きい。
この件にだけ関して言えば、トランプ前大統領なら違った可能性がある。
少なくとも、プーチンと膝を突き合わせて話しただろう。