「捕虜になった息子があなたを待っている」というタイトルで投稿し、
母親たちがウクライナに息子を連れに来れば捕虜を返すことにしたと表明。
ウクライナは捕虜の声を伝えた。
ロシア軍捕虜を通じて、今まで彼らが今回の戦争に対して、
正しく知ることができないまま参戦していたことが伝えられた。
捕虜の中尉は「部隊が移動する前日夕方にウクライナ侵攻を知った。
兵長以下の兵士は国境を越える時でさえどこに向かっているのか分からなかった」と話した。
モスクワで服務中だった別の捕虜兵士も「この戦争の目的を知らない。
都市から遠く離れたところに訓練しに行こうという気もなかった。
ただ政府の利益のために子猫のようにここに投げ捨てられた」と嘆いた。
ある兵士は「行方不明者だと伝えられているがそれは嘘だ。若い徴集兵がここで死んでいっている。
プーチン大統領は何が起きているのか知らせたくなく、我々の死体を持っていこうとしない」
とプーチンを非難した。
彼らは「ロシア国民に今回の戦争をやめさせなければならない」と強調。
中尉は「ロシア首脳部は『軍事訓練』と言いながら陸軍将校もだまして侵攻を準備した。
ロシア国民が蜂起してプーチン大統領を打倒しなければならない」と訴えた。
他の捕虜も「ロシアのテレビで流れているものとは本当に違う。ここはナチスではない。
ロシアの人々がテレビを消してプーチン大統領の話に耳を貸さないようにしてほしい」とした。
また別の兵士は「ロシア軍事装備が通過できないように、
人々が出て来てロシアの道路を遮断しなければならない。
すべての人々が道路に出ていけば、プーチン大統領が軍撤退を決めるだろう」と提案した。
捕虜兵士はウクライナの士気に驚いた様子だった。
別の中尉は「スミを経由してキエフに入って軍事装備を壊すことが任務だった。
しかし奇襲を受け、すべての武器を持って獣のように戦うウクライナ人に負けた。
私たちを助けてくれる援軍はなかった」と吐露。
他の兵士も「ウクライナ人は誰も恐れていない。最後まで戦うだろう」と話した。
一方、ウクライナ政府は先月24日から今月6日までロシア軍死傷者数が1万1000人余りだと主張した。
しかしロシア国防省は2日までに自国兵士の死者は498人、負傷者は1597人だとしている。
また、ウクライナ軍は2870人が死亡し、3700人が負傷したと伝えている。
ロシアはその後、被害状況を発表していない。
‘@今の状況を鑑みると、8割方は事実なのだろうと推測する。