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​ロシアのテレビが映し出す「別の世界」

ロシアの国営テレビが映し出す「戦争」が、いかに現実と違うか。

ロシアの主なチャンネルは、政府と、政府に協力する企業がコントロールしている。

ロシアのテレビは、ウクライナの都市を攻撃しているのはウクライナだと伝えていた。

ウクライナの非武装化・非ナチス化のため、ドンバスで「特別軍事作戦」を開始すると表明。



LNRの戦闘員は3キロ移動し、攻勢を続けていますとしながら、

ウクライナの北にあるベラルーシからウクライナの首都キーウ(キエフ)まで、

数十キロにわたり続く軍用車列については、まったく触れない。

ウクライナが女性や子供、高齢者を人間の盾にしていると報道。

ウクライナは自分の街を砲撃して、西側にうそをついていると訴える。



ロシアのテレビは、ロシアの作戦は大成功だと繰り返す。

ウクライナ側の機材や武器をどれだけ破壊したか、随時報告している。

1100以上のウクライナの軍事インフラ施設が使用不能になり、数百の機器が破壊されたと伝えた。

ロシア側の死傷者についての言及は、ない。

「私たちはウクライナを、ウクライナ人をとても愛していますし、

ウクライナを旅したことがあります。本当に素晴らしい国です。

ウクライナの繁栄と友好を私たちは望んでいます。

ロシアにとって大切なことだと思います。

私たちの目的は正義です」と垂れ流す。



若いロシア人は、独立系のウェブサイトやSNSからニュースを入手する人がほとんどだ。

そして、戦争が長引けば長引くほど、死んだ兵士や捕虜の画像や映像がそうしたメディアに登場してくる。

しかし、当局はこれを受けて、SNSや独立系メディアの規制をますます強め、遮断している。



日本も経験しているが、末期だ。