ウクライナ軍参謀本部は16日「損害を受けて後方で再編中だったロシア軍は、戦術大隊や外国人傭兵を、
ウクライナ国内に移動させて戦力強化を図っている」との情報を入手。
20日間の戦闘で投入した戦力の約40%を失った(戦闘能力喪失含)と見られる。
戦いを拒否して投降したロシア人兵士は、
「クレムリンがウクライナに軍楽隊所属の兵士まで送り込んでいる」と証言。
士官学校の教育期間を短縮して候補生をウクライナでの戦いに投入することを決定。
ロシアはウクライナでの食料不足を解消するため中国に戦闘糧食(MRE)の支援を要求したと報じられている。
ウクライナの諜報機関が公開した盗聴音声によると、ロシア人兵士が本国の妻に
「配給される食事の内容が約束と違いキャベツの缶詰と肉なしのスープだけしかない」と、文句。
士官候補生をウクライナに投入するという話が真実なら、
ロシア軍の兵士不足は相当なところまで来ているのだろう。
自軍で賄うと強調していたが、その後シリアからの傭兵を募集。
ロシア国防省は「ウクライナ南部のヘルソン州全域を制圧した」と15日に発表したが、
制圧したはずのヘルソン国際空港をウクライナ軍に襲撃され、
少なくない損害が出ていると米CNNが報じている。
ウクライナ軍の地対空ミサイルは毎日ロシア軍の航空機を撃墜しているという。