安倍議員のプーチン礼賛で「苦境」に陥る日本。
安倍議員が総理大臣時代に、プーチンと蜜月の関係を築いたと勘違いし、
(安倍議員がそう思っていただけで、プーチンは日本の金だけが目当てだった)
安倍議員の後押しで多くの企業がロシアに投資した。
今回の戦争で、ロシアに投資している日本企業も既存の投資プロジェクトを放棄せざるを得ず、
他の国や地域に生産ラインを移転するなど見直しを迫られることになる。
防衛もそうだ。
ロシア軍がウクライナに攻撃を開始した2月下旬、防衛省幹部は頭を抱えた。
さらにロシアの海軍艦艇が対馬海峡を南下するなど、日本周辺でも活動を活発化させている。
自衛隊は冷戦時代、旧ソ連と対峙する最前線として北海道を重視してきた。
現在も北海道に2師団と2旅団の計約3万人を擁する陸上自衛隊北部方面隊が配備されているのは、
その名残でもある。
ただ、安倍議員が総理になり、政府内でロシアを現実的な脅威とする認識は顕著に低下していた。
政府は北朝鮮と合わせ、中国が現実的脅威としてきた。
このため、防衛省は平成28年の与那国島への部隊配備以降、
空白地帯だった南西諸島へ防衛の「重心」をシフトしていった。
しかし、最近では中露両軍による共同行動も目立っている。
防衛省内では北部方面隊を縮小する案も検討されていたが、
対露脅威の高まりで見直しが濃厚となる。