22日の米ニューヨーク株式市場で、ダウ工業株平均が一時、前日より800ドル超下落。
米国が金融引き締めを加速させることへの警戒感から株式が売られた。
前日に米国の中央銀行、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が、
物価上昇を抑えるため、5月に政策金利を0・5%引き上げる可能性に言及。
金利の上げ幅は前回3月の2倍にあたり、
FRBが金融引き締めペースをはやめるとの見方から株式が売られた。
米国債などの長期金利も高止まりしており金利が高いと、
相対的に投資対象としての魅力が下がる株式には逆風となる。
‘@プーチン率いるロシア軍のウクライナ侵略で、利益を得るのは米国と、
米国が仕掛けたかのような発言をする人たちがいるが、市場はそうは見ていないようだ。
有事の際、一部軍事産業の株価が上がるのは日本も同じ。
この戦争が止まるなら、その方法を知りたい。