29日午前、海上自衛隊の掃海艇『いずしま』が、
ソナーで反応があった地点を水中カメラで調べたところ、船体が見付かった。
船底を海底につけた状態で、倒れたりしておらず、いまのところ船体に損傷は見つかっていないという。
海上保安庁の発表では、最後に連絡があったとされるカシュニの滝約1300mほどの沖合、
水深約120メートルの海底。
海上保安庁の装備では潜れない水深。
今月20日の検査のとき、法令で設置が定められている通信手段を、
衛星電話から携帯電話に変更したいとの申請があったことが新たに判明。
豊田船長への確認、また、漁業関係者からの「つながる」との情報もあったため、
変更を認めたうえで、検査合格とした。
全国的に、通信手段の確認は、自己申告を基に行われているため、
実際につながるかどうかは確認していないという。
携帯電話の通信エリアを調べると、ウトロ漁港から半島に沿って北上した場合、すぐに圏外となる。
地元で30年以上の経験がある漁師によると業務連絡は、衛星電話で行うのが当たり前だという。
半島の先に行けば、つながりづらいよ、普通の携帯だと。
何かあれば連絡取りようないから、(衛星電話を)積んでないのは、ちょっと考えられないと話す。
‘@責任は当然社長にもあるし、桂田精一社長を擁護するつもりなど毛頭ないが、
社長が会社のことを全部把握していなくてはいけないのか。