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​豪、中国スパイ船が豪西岸沖で「挑発的」航行。

オーストラリアのピーター・ダットン国防相は13日、南西部パースで会見を開き、

中国のスパイ船が豪西岸沖で「挑発的」な航路を取ったと非難。

ダットン大臣は先週ぐらいに中国の監視船が豪西部沿岸近くを航行していたと述べた。



声明では、今月6〜13日の間、この船を追跡したとしている。

ダットン大臣は「目的はもちろん、沿岸部の機密情報を集めることで、

軍事施設や情報当局の施設にも接近していた」と述べた。

さらに「これは挑発行為であり、これほど南下したことからもそう考えている」と批判。

ダットン大臣はスパイ船の存在を公表した理由について、

「国民に対して正直かつ率直でいることが最善」だとした。

その上で、労働党のアンソニー・アルバニージー党首の名前を挙げ、


同氏は「国防を真剣に考えていない」ため、労働党への投票はリスクが高いと訴えた。

豪州では21日に連邦選挙を控えているが、世論調査で連立与党は野党のリードを許している。



‘@中国のスパイ船は日本にも、津軽海峡などを航行している。

東調(ドンディアオ)級『天狼星号』というスパイ船は、

ゴルフボールのような大きな球体が3つ搭載され、

その中には人工衛星までも追跡できるカセグレンパラボラアンテナや、

相手を映像でとらえる光学追尾装置が入っている。

ほかにも、空中を行き交う電波情報や海底地形をスキャンするソナー類、

それらを記録・解析する設備も整っているといわれている。