農水省は、仮に農産物輸入がストップした場合にも、国民は飢えないことを示した。
農産物が輸入ストップした場合の、国内で調達できる食材で献立例を作成。
朝食の献立はご飯1杯、粉吹き芋1皿、ぬか漬け1皿。
昼食は焼き芋1本と半分、ふかし芋1個、リンゴ4分の1。
夕食はご飯1杯、焼き芋1本、焼き魚(鮭のようなもの1切れ)
みそ汁は2日に1杯、納豆は3日に2パック、牛乳は、6日でコップ1杯、肉は9日に1食。
現在の食料自給率は、カロリーベースで40%。
これで何ヶ月持つのか。
納豆は3日に2パックも用意できるのか。無理な気がする。
いまから、各家庭にぬか床を用意しなくてはいけない。
長年指摘しているが、日本の自給率は先進国の中でかなり低く、
政府は長年に渡り自給率アップを謳っているにもかかわらず、
本気度が無いので、食糧自給率は落ちる一方だ。
農水省は先に食糧自給率76%を目標にすると発表。
少しは、本気になっているのか。
肥料などもほとんどが輸入に頼っている。
農作物の輸出は、政府の後押しもあり年々増加している。
これを継続して、果物だけでなく、他の作物も付加価値などを付けて輸出できるようにするべきだ。
農業が強くなれば、いざという時には輸出分を国内に回せる。
両輪で自給率を目指せば可能性は高まる。