星野リゾートは27日、福岡市で記者会見し、
来春にかけて九州で高級温泉旅館など3施設を開業する計画を説明。
星野佳路代表は、新型コロナ禍、旅館を助けるために「GOTO」をやるべきだと、
日本の観光施設の代表のような顔をして、強力に訴えていたが、
この日の会見では、コロナ禍で「海外旅行を控えた人が日本の温泉地に行ったため、旅館が好調だ」と、
いけしゃあしゃあと話し、今後も需要があれば九州への進出を検討すると語った。
「作れば作るほど収益が圧迫される」農家苦悩。
千葉県八街市で農業を営む「大津ファーム」の大津泰裕さん(39)は、大量のダイコンを前にため息をついた。
糖度が高く、取引先からも「おろしても辛くない」と評判だが、今は売ってもほとんど利益が出ない。
原因は原材料価格の高騰だ。
約15人の従業員を雇用している大津さんは「人件費を削ることはできない。切り詰める部分がない」と頭を抱える。
東京商工リサーチが4月、県内企業を対象として尋ねたところ、
回答した111社の約7割にあたる81社が「原油高騰に伴う利益圧迫」を答えた。
一方、コスト増に伴う価格転嫁については、回答のあった98社のうち69社が「できていない」とした。