テレビなどでは警備体制の不備をここぞとばかりにエラそうに叩く。
もちろん、ことが起きたのだから警備体制は責められる。
だが、握手したり、いまはグータッチなどをする。
そんな近距離での暴行を防ぐことは不可能だ。
グータッチの距離だとナイフで殺傷しようと思えば出来る。
無くそうと思えば、防弾ガラスに囲まれた車から演説して、
演説が終わるとそのまま帰るか、演説する前に聴衆の全員の荷物検査をするか。
それしか、完全に防ぐことは出来ない。
それでも、本当に殺ろうと思えば防げない。
何かを叩かなけらばテレビに出られない。
普通の意見を言う人はテレビに呼ばれない。
今回の犯人は、聴衆に紛れて、安倍議員の演説に拍手もしていた。
落ち着いた感じで、安倍議員の背後に近寄り、5mから1発、3mから1発。
安倍議員が演説している後ろの道路は車が走っていたようだ。
犯人は車が走る隙間を狙って安倍総理に近付いた。
自作の銃も、短くして、分りにくいように黒いテープのようなもので巻いて、
黒いショルダーバッグに入るくらいのサイズだ。
犯人の隣にいた一般人も全然不振をもっていない。
警備も正直慣れていない。
どうしていいか分からない状態だ。
本来ならその行為を、犯人が銃を撃つ前に行わなくてはいけない。
絶対許すことのできな行為だが、多分、初めて起きた行為に対して過敏になり過ぎだ。
これで、活動を自粛するということは、犯人の思う壺。負けることとなる。
今回は安倍議員個人への不満に対する行動とはいえ、
言論の自由を守らなくてはいけない。
直接的な暴力、政権の文書改ざん、廃棄、偽証、
権力者の国民を蔑ろにした強権による暴力。
公権力の圧力や認めない暴力。
気に食わないからと侵略する暴力。
行き過ぎる全ての暴力行為を許してはならない。
わたしには、あの事件を彷彿させるが、いまは言えない。