山上容疑者「怨みでしかない」
フジテレビ上席解説委員の平井文夫氏は、『FNNプライムオンライン』に、
『安倍晋三さんを死なせたのは誰だ』という論説を執筆。八幡氏の論考を引用したうえで、
《「闘う政治家」だった安倍氏に対しては攻撃もまた激しかったが、
中には「許さない」とか「死ね」とか明らかに常軌を逸したものもあった。
そしてそうした言動に対して私たちは「ダメだ」とはっきり言ってこなかったのではないか(中略)
私たちが苦しんでいるのは、日本という国が、この社会の空気が、
安倍さんを殺してしまったのではないかということなのだ》と結んだ。
‘@それを言うのなら、
『霊感商法で有名だった統一教会に対して、何もしてこなかってメディアや政治家。
そればかりか、政治家が安倍晋三氏が統一教会を賛辞する常軌を逸した行為もあった。
そしてそうした言動に対して私たちは「ダメだ」とはっきり言ってこなかったのではないか。
山上容疑者が苦しんでいるのは、日本という国が、政治家が、マスコミが、この社会の空気が、
山上容疑者を狂気に走らせたのではないかということなのだ。』
ネトウヨとかリベラルとか、そんなものでは無く、単純に「怨み」だ。
背景などがあるとは、わたしには思えない。
統一教会への怨み。
韓鶴子に狙いを定めたが、なかなか難しい。直接攻撃するのは困難だ。
その内に、統一教会の幹部一人を殺害しても、むしろ統一教会を利することになる可能性もある。
だとしたら、『統一教会を賛辞している』安倍晋三を狙った方がいいと考えるようになった。
安倍氏に何かあれば、世間も騒ぎ、統一教会にも打撃を与えることが出来るだろう。
保証は無いが、もう資金もないし、今やるしかない。
後のことは知ったことでは無い。とにかくやるのだ、確実に。
テレビなどでも連日この事件が取り上げられ、
統一教会の悪徳正体も広く知るところとなっているが、
中には、まだ、統一教会の方を持つような発言をする者もいる。
何が悪いのか良く分からない。
宗教と政治の線引きは難しい。
人を騙くらかして穴の毛まで金をむしり取る団体が悪く無いのか。
そんな団体と政治が癒着していいはずもない、線引きも何もない。
そもそも、政治と宗教は分離しなければならない。
そんなことも理解していない人間が、MCやテレビなどで喋るべきでない。
安倍使擁護には好都合だろうが。
当たり前のことが、なぜか捻じ曲げられようとしている。