24日のNHK日曜討論で尾身茂会長は、
「従来までは国、自治体が国民にお願いし、国民が従うというフェーズだった。
今は、いろんなことを学んできたので一般市民が主体的に自分で判断して、
いろいろと工夫するフェーズに入った」と話した。
政府関係者は、「国民は自助」で統一されているようだ。
その上で、「このまま放っておくと、体力が悪い、体の脆弱な高齢者の死亡者数は、
第6波を超える可能性がある」と危機感を示した。
第6波では高齢者を中心に1万2000人超の死者を出した。
第7波では、それを超える犠牲者数になる可能性があると言及。
「重症者数、感染者数、一般医療の制限をどこまで我々が許容するか、国民的なコンセンサスが必要だ」と、
のんきなことを述べた。
‘@尾身会長も、もうあまりやる気が無いようだ。
いま、現在、7波が猛威を振るっているのに、国民的コンセンサスもあったものでは無い。
ただ、テレビなどでも、「いつまで引き締めているのだ」「欧米並みに緩めるべきだ」
との声も多く聞かれるので、そういった意味では、政府は国民に沿った政策をとっていると言える。
その代表格が、古市憲寿氏や長嶋一茂氏だ。
ただ、そういった声と医療現場の乖離はワニの口が裂けそうなくらい広がっている。
重症者や死亡者が増えても、無責任の責任は誰も取らない。