山口県教委「従わなければ処分」
山口県教委は6日、安倍晋三氏の国葬儀に際し、県立学校61校に、
「国葬当日は半旗掲揚とする」などと求めた通知について「職務命令だった」とし、
正当な理由なく従わなかった場合は処分の対象になるとの見解を示した。
旗をどうするか(の権限)は県教育長にある」「校長に弔意を表せというものではない。
業務として、半旗掲揚の作業をしてもらうということだ」などと持論を展開。
県教委の見解に対し「現場では命令という受け取り方はしていなかった」と困惑する校長もいる。
教職員課は、学校教育法に基づき、施設管理の一環で半旗掲揚を指示したと説明。
担当職員は「半旗掲揚という作業を指示したのであって、内心の自由に踏み込んだものではない」と釈明。
だが、半旗掲揚には意味がある。その屁理屈は通らない。
その屁理屈根性が教育委員会がいじめを認めない根源かも知れない。
ましてや、現場では命令と受け止めていなかった校長もいる。
そもそも、正式に命令として通達したのか。
政治的に中立であるべき教育委員会が、政治的儀式の一方に加担する命令を出すべきではない。
むしろ『管理権違反』に値する可能性がある。