プーチン「台湾は中国の一部」
ロシアのプーチンは27日、モスクワで開かれた国際フォーラム「ワルダイ会議」で、
「台湾は中華人民共和国の一部」と明言。
先日の、中国側の「ロシアは中国の親友」発言のお礼だ。
また西側諸国について、台湾周辺で挑発行為を行うなどして地域の緊張を高めようとしていると批判。
これに対し、台湾外交部(外務省)は28日、
「中華民国台湾は主権独立国家で、専制主義の中華人民共和国と互いに隷属しない」と、
プーチンとロシア政府に厳正な抗議と厳重な非難を表明。
ロシアはウクライナへの軍事侵攻は「国連憲章に違反する暴行だ」と強く非難した上で、
ウクライナを支持する立場を改めて示した。
ロシア外務省のザハロワ情報局長は20日の記者会見で、
日本の岸田総理が17日に靖国神社に真榊(まさかき)を奉納したことについて、
「軍国主義日本の犠牲になった近隣諸国の国民感情がまたしても無視された」と批判。
第2次大戦中の日本は「太平洋におけるナチスの主な共犯者」だと指摘。
日本政府に「軍国主義の犯罪の責任を完全に認める必要」があると非難した。
‘@米側が中国を敵対視すればするほど中国はロシア寄りを強調する。
そして、中ロを敵対視する。日本にとってもますます局面が難しくなってきている。