30日付の英大衆紙メール・オン・サンデーは、トラス前首相の私用の携帯電話がハッキングされていたと報じた。
ロシアの工作員による犯行の疑いがあり、トラス氏が外相時代に同盟国の外相と交わした、
ウクライナへの武器供与に関するやりとりを含め、最大1年分のメッセージがダウンロードされた可能性があるという。
同紙によると、ハッキングの発覚は、ジョンソン元首相の後任を決める今年夏の保守党党首選の最中で、
事実を伝えられたジョンソン氏らが公表しないことを決めた。
トラス氏の周辺は、事実が明らかになれば、首相就任のチャンスを失う可能性があると懸念していたとされる。
‘@公表しなかったこととハッキングされたこと、二つの重要な問題を抱える案件だ。
保守党の責任は大きい。
それにしても、ウクライナへの武器供与に関するやりとりや政治的なことを私用の携帯で連絡するのか。