日本では、これまで盗撮自体を全国一律に規制できる法律がなかった。
ついに「撮影罪」を新設する案が示されている。
法務省は10月、性犯罪に関する刑法改正に向けて、法制審議会の部会に試案を提出。
これまで盗撮行為を規制する法令というと、主に各都道府県が定める迷惑防止条例だった。
しかし、地域ごとに規制場所にばらつきがあり、全国一律に盗撮を取り締まる法律が必要だと指摘されていた。
試案では、撮影罪の罰則は「3年以下の拘禁刑または300万円以下の罰金」と示された。
‘@今や誰もがスマホで簡単に盗撮できる時代だ。
盗撮は被害者が気づかないことも多いので、発覚しづらい犯罪でもある。
盗撮が刑法犯になることの意義は大きい。
やっと重い腰を上げたようだが、卑劣な犯罪の抑止力になることを願う。