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より良い日本へ願いを込めて。

​「コロナ後遺症」で症状残る人は85%の報告も。

専門医が指摘する“感染から2か月”に絶対にやってはいけないこと。

新型コロナの感染者が増加する中、後遺症に悩む人が増えている。

日本での感染者数の約10%が「コロナ後遺症」の可能性がある、と医師は指摘する。

後遺症を発症させないための注意点など、「コロナ後遺症外来」で5000人以上を診察してきた、

ヒラハタクリニックの平畑光一院長が解説する。



「後遺症外来」を訪れる人は患者全体の7割以上になっていると思います。

患者が殺到していて待ち時間が長くなっています」

年齢層で一番多いのは30代~40代の働き盛りの方々で、

「小さい子供がいるのに夫婦ともに後遺症になって働けない」など非常に悩まれていて、

「どう生きていけば良いのか」という方が多いです。

重症化リスクと後遺症は比例しません。

重症の方は高齢者に多いと言われていますが、後遺症は若い方のほうがリスクが高いという報告もあります。

特に日本の場合は、若い人はワクチンを打っていない方が結構多いので、それで後遺症が多いのかもしれないと言われています。



コロナの症状が軽くても後遺症になるケースは多く、少数ではありますが、無症状なのに後遺症だけ出てしまったという方もいます。

「倦怠感」が一番多くて94%。あとは仕事を失う原因の「思考力低下」が84%などになります。

「味覚、嗅覚、脱毛」が有名だったと思うんですが、半分くらいの47~52%ほどです。

当院のデータだと、労働者の2958人中、仕事を失ってしまった方が238人います。

その他、休みながら働いている人を入れると、68.7%の方に影響が出ていて、

かなりの方が給料が減ったり、無給の状況に追い込まれています。

これらは自死の原因にもなり、当院でも2人以上の方が自死されています。

アメリカでは400万人が働けなくなったという報告がある。

そのために国が被っている経済的な損失は、最大で30兆円になっているとシンクタンクが報告しています。

日本では2300万人以上がコロナに罹患したので、少なく見積もって10%としても、230万人がコロナ後遺症になっています。

「後遺症になってもそのうち治るだろう」と思われている方がいたら、ちょっと危ないです。

そんな簡単な病気ではないです」



フランスの論文になりますが、コロナ後遺症になってから1年後にすべての症状が消えている方は、

わずか15%しかいないというデータがあります。

85%の方は、改善しても、症状は残っている状況になります。

症状がある中、周囲の無理解でさらに傷ついてしまい、うつ症状になってしまう。

周りの人がしっかり支えてあげないといけません。

‘@感染しないことが何より。お気を付け下さい。