プーチン政権が同盟関係にあるベラルーシを参戦させようと、圧力をかけているような行動が見え、
ウクライナ側は警戒を強めている。
ロシアのショイグ国防相は今月3日、軍の部隊を伴ってベラルーシを訪問、ルカシェンコ大統領と面会。
米シンクタンク「戦争研究所」は、
「ウクライナの戦争に参加させようとベラルーシに圧力をかけているとみられる」と分析。
ロシアの国防省は、隣国のベラルーシで軍の部隊が演習を行っていると発表、映像を公開。
演習場所は明らかにしていないが、ロシア国防省は「われわれは一つだ」としたうえで、
日中と夜間の戦闘を想定した演習を実施しているとしている。
ウクライナ各地では、発電所などエネルギー関連施設に対するロシア軍のミサイル攻撃が繰り返され、
市民は断続的に停電が発生する中で厳しい冬の生活を余儀なくされている。
ウクライナ軍の参謀本部は9日、「全土のエネルギー関連施設や重要インフラに対するミサイル攻撃の脅威は、
依然として残っている」とSNSに投稿。
一連の攻撃についてプーチンは8日、「たしかに、われわれはやっている」と言明。
エネルギー関連施設を標的に攻撃を行っていることを認めた。
ロシアとベラルーシは、10月、国境地帯の情勢悪化に対応するためとして、合同部隊を編成している。
ベラルーシ南部と国境を接するウクライナ側は、両国の動きに警戒を強めている。
‘@いつの世も、上層部は温温としたところで酒を飲みながら与太話。
兵士は凍える寒さの中でじっと堪えながら死と戦っている。