侵略「中国の立場難しくした」
中国の傅聡フーツォンEU大使は、香港の英字紙サウスチャイナ・モーニングポストが24日に掲載したインタビューで、
ロシアのウクライナ侵略について「中EU関係を困難にした」と述べた。
傅氏は、「政治的に中国の立場を極めて難しくした」と強調。
「ロシアとウクライナはどちらも良き友人であり、選べない」とし、習近平国家主席は2月の侵略開始直後から、
ロシアのプーチン大統領との電話会談で、平和的解決を模索するよう求めていると強調。
新疆ウイグル自治区の人権問題を巡り、EUが中国に発動した制裁については、
「誤解に基づいている」とし、中国が対抗して科した制裁とともに、解除することを提案。
中国の駐EU大使職は1年間空席となっており、傅氏は今月着任したばかり。
‘@どちらも友人と言いながら中国がロ寄りなのは明らか。中ロの関係は強い。
ただ、中国もロシアのウクライナ侵略を快く思っていないことも事実。
どちらも友人というのは中国は中立だという立場を言いたいのだ。
どこかで聞いたセリフだと思ったら、プーチンが故安倍晋三氏に「引き分け」と言って煙に巻いたことを思い出す。
11月4日、ドイツのオラフ・ショルツ首相が北京を訪れ習主席と会談会談した。
その時に、経済関係など多方面での協力関係を確認した。
その成果の始動が今回の1年ぶりの中国の駐EU大使着任だ。
多少西側に配慮した発言をした、そういうことだ。