愛知県では、新型コロナの死者として発表された人数が急激に増加。
そんな中で“死者数”が増加している理由は、患者が亡くなった時に書く「死亡診断書」の記入にありました。
直接の死因を書く欄と、それに影響を及ぼした可能性のある疾病を記入する欄があり、
老衰のため死亡した人が、死亡後に検査の結果でコロナの陽性と判明した場合、
欄に「コロナ感染症」と記入されるとさくら総合病院の小林豊院長は説明。
この場合、コロナが直接の原因で死亡したわけではないものの、
「新型コロナ感染者の死亡」としてカウントされることになるという。
‘＠そもそも、老衰などで亡くなった後とにPCR検査をするのか。
医師らが新型コロナ以外の原因で亡くなったと判断すれば、感染者であっても死者には含めない、
という考え方の自治体と、そうでない自治体があるようだ。
福岡県では、県と北九州市で死者の定義が異なる事態となっていた。
北九州市では、感染者が亡くなればすべて「死者」として計上している。
これに対し、県は、医師の資格を持つ県職員らが、主治医らへの聞き取り内容を精査して「コロナか否か」を判断。
今北九州市がどういった判断をしているのかは分からない。
いずれにしろ、医師は直接死因は記入し、新形コロナにも感染していたと記入。
後は自治体の判断で分かれるということだ。
これを誤解して、医師が別の死因があるのに新型コロナに感染していたら新型コロナが死因と記入していると、
誰かが垂れ流して信じた人が多くいるようだ。
それが反新型コロナ派には格好のエサになった。
また、どちらが死亡要因か判断が難しいケースもある。
全部新型コロナが死因と書く自治体は、判断が面倒だからだろう。
倉持仁医師は、死亡診断書には直接の死因を書く。
「そんな医師はいない」と真っ向否定していた。
いずれにしろその制度は新型コロナ発生時から続いているのだから、
新型コロナで死亡者が増加していることに間違いはない。
また、愛知県は県知事と名古屋市長の仲がすこぶる悪い。
それも影響しているとすればとんでもないことだ。
