また、あの時の悪夢がよみがえるのか。
私の知り合いの母親も火葬場が満杯で、予定日より2日ほど延期された。
その人は新型コロナ感染者では無かった。
厚生労働省は8日、新型コロナ患者の入院期間を4日間に短縮可能とする新たな目安を示した。
酸素投与が不要な場合などが対象で、医師が重症化リスクに応じて判断する。
退院基準は「発症日から10日間経過後」で、これまでも医師の判断で前倒しが可能だったが、
オミクロン株の特性を踏まえて具体的な日数を明示し、自治体に積極的に検討するよう推奨。
厚労省は入院期間を最短4日間に短縮する根拠として、今年1月の入院患者のうち、
4日間の入院期間を過ぎて「中等症2以上」(酸素投与が必要な中等症、重症、死亡)
に悪化したのが「0.9%」だったことを挙げている。
広島県は県内の患者データを分析、第5波(昨年7月1日~10月31日)と第6波(昨年12月22日~今年1月)を比較。
発症から「中等症2以上」への移行までの日数を調べた。
結果、「3日以内」は第5波が10%だったのに対し、第6波では35%と衝撃的な3倍以上だった。
逆に、第5波では「8日以上」が47%を占めていたが、第6波は25%にとどまる。
第6波では、“発症後”いきなり症状が悪化していることがよくわかる。
これまで以上に、早期発見・早期治療が重要なことが良く分かる。
しかし、検査は相変わらず追い付いておらず、専門家の中にも検査は無意味だという人もおり、
神奈川のように検査もしないという自治体まで出ている。
ワクチン接種も進んでいない。
これでは死者が増加するのは当たり前の話だ。
いまや、マスクをしていても感染するようなオミクロン株。
何度も言うが、日本の平均年齢は80歳代だから仕方ないかのような、
高齢者は亡くなっても致し方ないという意見。
厚労省は、7日付で「オミクロン株の感染流行に対応した広域火葬計画の整備について」
と題した事務連絡を自治体に送付。
多数の死者が発生し、火葬が追いつかない事態に備え、体制整備を呼び掛けている。
私の予測はあながち間違っていなかった。
オミクロン株は風邪と同様という考えの人は、政府の意向を受けて拡散させているのか。
年寄りは遅かれ早かれ死ぬのだから。
恐ろしい話だ。
(合掌)