イギリス軍を日本に派遣することが可能に。
岸田総理は訪問先のイギリスでスナク首相と首脳会談を行った。
両首脳は英国軍を日本に派遣することを可能とする「日英円滑化協定」に署名。
日本が円滑化協定に署名するのはオーストラリアに続いて、イギリスが2か国目で、ヨーロッパ諸国では初めてとなる。
「円滑化協定」は、自衛隊と相手国の軍隊の相互訪問を円滑にすることを目的にした協定。
お互いの国を訪問して、共同訓練を行ったり、災害支援にあたったりする際の武器・弾薬の取り扱いや、
事件・事故を起こした場合の裁判権などについてあらかじめ取り決めておくもの。
訪問のたびにルールを決める必要がなくなるため、部隊の活動がスムーズになる。
おととしにはイギリスの最新鋭空母「クイーン・エリザベス」が日本に寄港し、沖縄の南の海上で、自衛隊などと共同訓練を行った。
さらに、去年12月には、イタリアも加えた3か国で、航空自衛隊の次期戦闘機を共同開発することを発表。
イギリス首相官邸は、「何年にもわたる交渉は今日の調印で最高潮に達し、防衛と安全保障の協力が急速に加速。
英国と日本が互いの国に軍隊を展開できるようになります。
また、インド太平洋の安全保障に対する英国のコミットメントを強化し、
両軍がより大規模で複雑な軍事演習と展開を計画し、実行できるようにします。
英国と日本がイタリアと協力して、新しいグローバル戦闘航空プログラムの下で、
次世代の戦闘用航空戦闘機を開発してからわずか数週間後に行われます。
先月、英国と日本は、サイバー レジリエンス、オンラインの安全性、半導体に関する協力を強化するために、
新たな英国と日本のデジタル パートナーシップも立ち上げました。
3 つの協定はすべて、インド太平洋地域の安全と安定を確保するという、
英国の揺るぎないコミットメントを強化するものであり、英国と日本の友好関係の深さを実証しています」
などの声明を発表。
会談で両首脳は、ウクライナ情勢や食料・エネルギー問題などに世界が直面する中、
ことし5月のG7広島サミット成功に向けた結束を確認した。
‘@あれよあれよという間に戦時体制、戦争の準備が着々と進んでいる日本。
そして、中・ロ・北を刺激する。
その行く付く先は。