消費量約20年で4割減 製造業者が苦境。
「倉庫がパンクして商品の行き場がない」
‘@時代の流れだ。
メーカーも加工食品や減塩などいろいろ工夫しているようだが、
例えばはちみつ入りの梅は甘くて好きな人がいる一方、昔から梅干しが好きな人は、
はちみつ入りでないものが欲しいが、いまははちみつ入りがが幅を利かせ見付かりにくいという。
また、国産は少々お高い。
基本的には非効率な食べ物だ。
昔なら梅干しでご飯を食べていたが、栄養価を考えるといまの時代にはそぐわない。
佃煮も以前ほど味が濃くない物が多い。
梅干しに含まれるクエン酸は、酸性に傾いたドロドロの血液を弱酸アルカリ性に中和してくれると言われている。
梅に含まれる「バニリン」が脂肪細胞の肥大や増加を防ぐとされている。
バニリンには、ダイエットの効果が期待できるといわれており、梅干しがダイエット効果のある食品ではないかといわれている。
梅に含まれる「3,4-DHBA」という抗酸化成分が、卵子の老化や変性の原因の酸化ストレスから保護、女性ホルモンの分泌を促してくれるといわれている。
梅エキスに含まれる「エポキシリオニレシノール」」は、インフルエンザウイルスなどを増やさないはたらきがある。
感染を予防したり、他の人への感染を防ぐ効果が期待される。
梅に含まれる「オレアノール酸」が、糖質の消化吸収をおだやかにし、食後に血糖値が急に上がるのを防いでくれる。
梅干しに含まれるクエン酸は、食中毒の原因となる菌が増えるのを抑えてくれる。
昔からよく梅干しをお弁当に入れるのは、食中毒予防のためでもあるが、限定的なようだ。
例えばご飯の中央に梅干しを置いても全体の菌を抑制しない。
熱中症対策として、梅干しが期待できる。
梅にはマグネシウムも含まれている。
マグネシウムが不足すると花粉症や不眠、便秘などの症状を引き起こすこともある。
マグネシウムはカルシウムの吸収を助ける働きをするだけではなく動脈硬化のリスクを抑える効果も期待されている。
また皮膚のバリアー機能に重要なアシルセラミドの合成にもマグネシウムは重要であるとも言われている。
梅には鉄分も含まれている。
鉄分が不足すると動悸や頭痛、めまいといった症状が現れる。
鉄不足は体に現れる症状だけではなくイライラやうつなどの心の不調の原因にもなるとも言われている。
万能食のような梅干し、日々食してみるのも一考だ。