うちの会社は若い女性は雇用しません。
うちの会社は障害者は雇用しません。
うちの会社は持病のある人は雇用しません。
うちの会社は不細工は雇用しません。
うちの会社はB型は雇用しません。
差別の公言を許すと差別は広がります。
思想は許しても公言はアウトです。
この発言は、経営者で弁理士の瀬戸麻希氏が《批判覚悟》としたうえで、
中小企業で余裕がないため《寿退社や産休や育休をされると困るので、若い女性は正社員として雇用してません》
と投稿したツイートを受けてのもの。
ひろゆきしと瀬戸社長は、ニュース番組『ABEMA Prime』で共演、
そこでひろゆきしは「採用しないのは自由だが、経営者がそれは言うべきではない。
公言すると『あ、それ言ってもいいんだ』と思われて、余計に雇用が難しくなる。
瀬戸さんは社会を委縮する形に持っていっている」と切って捨てた。
‘@ひろゆきしは対談して「高齢者は自決した方が良い」と述べた成田 悠輔しにも同じことを言ったのか。
上記差別よりも酷い発言だ。
「残業代払えない会社は潰れるべき」と公言するのは良いことなのか。
その会社の社長に死ねと言っている可能性もある。
相変わらずの誇張した極端な例を引き合いに出し極論を述べる。
ひろゆきしが示した雇用しない例のほとんどは、もしその会社がそうであるならば、
最初から分かっていた方が便利なこともある。
わざわざ面接に行く必要がない。
面接に行っても会社都合で落とされるのを知らないで面接に行くより良い。
男女もそうだが、パートなどの採用で今は女性募集などと表現できないから、
「女性が活躍する職場です」など回りくどい形でアピールすることが多い。
以前のように最初から採用する性別を明記すればと言いたくなるが、差別だからできないということだ。
表面だけのバカバカしい感じがする。その場合結局男は面接しても採用されない。
建前と実態の間に歪みが生まれる。
単純に女性の職員を増やせ、女性専用と言うのも差別ではないか。
女性専用下着売り場に男性がいても不思議ではないということ、か。
全てを差別として糾弾するのか、 スポーツのようにある程度区別として扱うのか。
もちろん不当な区別や差別は厳禁だが。 差別と区別は難しい。