「ロシアへの経済制裁やめれば北方領土は返ってくる」？
25日にテレビ愛知で放送された「激論！コロシアム」に出演した鈴木宗男議員。
ロシアに対する日本の経済制裁について、見直すべきかとの質問に宗男議員は、
「ロシアに対して経済制裁はすべきでない、意味もない。それより停戦、話し合いの場を作ることだ」と発言。
経済制裁をやめるメリットについて問われると、
「日本の国益に北方領土がある。経済制裁をやめれば、北方領土が返ってくる」と、荒唐無稽な主張をした。
他の出演者から「ロシアに加担することで本当に返ってくるのか」と念を押されると、
「返ってくる！ 安倍さんが（2018年に）シンガポールで合意したラインで交渉すれば返ってくる！」と力説。
ムネオ節をさく裂させた。
また、岸田総理がウクライナ訪問を検討していることについて、宗男議員は、
「総理がウクライナに行ったら日本の明日は厳しくなる。日ロ関係は終わる」と、
ウクライナに同情的な世論を批判、ロシアとの関係を重視すべきと、プーチンを擁護した。
‘＠確かに近隣国と仲良くするのは大事だ。
わたしも再三指摘している。
だが、いまのロシアと仲良くすれば欧米諸国をはじめ、真面な国から日本は見放される。
そうなると、今度はロシアや中国と仲良くなり欧米と対立することになる。
そんなバカなことは出来ない。
米国の傘にある日本は足並みを揃えなくてはならない。
北方領土はウクライナ関係なく、残念ながら帰って来ない。
安倍晋三氏があれほどまでにプーチンをヨイショして仲良くなっても裏切られた。
最初から返す気などない。
軍事的にも太平洋に出る重要な場所だ。
ウクライナ侵略が始まって、返還はさらに遠のいた。
ロシアと仲良くなるのがいいのか、欧米と仲良くなるのがいいのか。
分かり切ったことだ。
今の段階で両方と上手くやっていくというのは、日本には無理だ。
中国だからできるのだ。
なぜなら中国は巨大な軍隊を持ち、独立している。
宗男議員自身が早くロシアを訪れプーチンを説得すればいい。
安倍氏も宗男議員も口ばかりで動かなかった。
