埼玉県八潮市の中学校の男性教員が生徒3人に頭突きをしたり、
黒板に叩きつけたりするなどの暴力行為を行ったとして、停職1か月の懲戒処分を受けた。
10日付で停職1か月の懲戒処分を受けたのは「八潮市立八潮中学校」の43歳の男性教員。
埼玉県によると、男性教員は去年12月、1年生の男子生徒3人に対し、頭突きや頬を平手打ちする、
首元をつかんで黒板に叩きつけるなどの暴力を行い、1人に左耳の鼓膜が破れるけがをさせたという。
その後、男性教員が校長に申告して暴力行為が発覚。
男性教員は「授業態度について厳しい指導が必要だと考えた」と説明。
「生徒にけがをさせ、また、精神的に不安を与えてしまい大変申し訳ない」と話しているという。
‘@立派な傷害罪、体罰の名を借りた暴行罪。
なぜ、学校内では教師の暴力行為が体罰として許されるのか。
教師ではなく教死だ。
長崎では、長崎市土木部の男性課長が部下への執拗な叱責や侮辱などを日常的に繰り返し、
職員3人が精神的に不調を来して休み、うち1人は退職していた。
休んだ職員の疾患名を職場で公言していたことも確認された。
パワハラ行為に当たる可能性が高いが、市はパワハラと認定せず口頭注意などにとどめている。
自治体や学校は暴力やパワハラを軽く考えているか何とか穏便に済まそうとしている。
だから、無くならないのだ。
被害者の気持ちを理解しない学校や自治体に、真っ当な教えや社会を構築することは出来ない。
氷山の一角だ。
表に出ない同様の事例は山ほどあると推測する。
わたしも、ある学校で校長のパワハラが酷くて、数名の教師が退職、数名の教師が休職した事例を把握している。
それでも表には出ず、その校長は別の学校の校長になっている。
一般社会でも同様のことはある、だからイジメやパワハラは無くならないのだ。
闇は不快。
生産性を考えるならこういったことを無くすべきだ。