欧州宇宙機関(ESA)は現在、長期の宇宙探査ミッションの動力源として、
核廃棄物由来の放射性同位体を用いた電池の開発を進めている。
ESAの月探査ミッション「アルゴノート」では、アメリシウム電池の使用が予定されている。
ESAは、2022年11月22、23日にフランス・パリで開催された閣僚級理事会で、
新たな技術開発プログラム「ENDURE(European Devices Using Radioisotope Energy)」に、
2900万ユーロ(約41億円)を投じることで合意。
このプログラムは、ESAが2030年代に予定している一連の月探査ミッションに向けて、ソーラーパネルを用いず、
欧州外の資源に頼ることのない、欧州内完結型の放射性同位体発電システムの開発を目指すもので、
放射性元素アメリシウム(Am)の同位体241Amを燃料とした、長寿命の熱電供給システムの実現を目標とする。
‘@日本とのレベル差を感じてしまう。
日本は足元でいまだバタバタしている感がある。
未来が見えない日本に国民は閉塞感を覚えているのかも知れない。
だから、貯蓄しかしない。