新型コロナ禍からの日常が取り戻されつつあるなか、成長分野として注目されてきた、
「宅配飲食サービス」「持ち帰り飲食サービス」などの倒産が急増している。
東京商工リサーチの調べによると、2022年度(4~2月)の飲食業全体の倒産件数は508件と、
前年同期(556件)に比べ8.6%減少。
「宅配飲食サービス業」は前年同期の16件から2倍を超える35件に増加。
また、「持ち帰り飲食サービス業」は、同15件から23件と53.3%増で急増。
‘@新型コロナ禍で売り上げが伸びれば新型コロナが収束すれば当然需要も減る。
元々宅配を利用していたコアな客以外は、やはり外で食べたいという願望が強いようだ。
新たな生活様式と言っても、食事は別物のようだ。
物価上昇、人件費高騰が続くなか、飲食業界全体も厳しい状況が続く。
それに追い打ちを掛ける人手不足で。多店舗展開も鈍化しそうだ。
今後さらに企業間での明暗が鮮明になる。