神奈川県知事選(4月9日投開票)で4選を目指し、立候補している黒岩祐治知事(68)が、
11年間にわたって年下の女性と不倫関係にあったと、「週刊文春」が報じた。
黒岩知事は、私生活では妻と2人の息子がいる。
そんな黒岩氏の不倫関係にあったのは、都内在住のA子さん。「週刊文春」は不倫を裏付けるメールを入手。
2002年10月5日、黒岩氏はA子さんにこんなメールを送っている。
〈A子の料理ってどんなかな?アワビにバナナをさしたやつとか、桃にキュウリをさしたやつとか・・・
(とにかくなんでもさす!)そんなチョー下品なメニューしか想像できないよ~ん。
まともな料理ができるんなら、一度、お試しコースを企画しなくちゃネ〉
黒岩知事は「報道2001」でも医療問題に注力していたが、2002年10月12日のメールでは、
放射線技師の学会で講演してきたことに触れ、次のようなメールを送っていた。
〈レントゲンを撮る技師さんたちなんだけど、医療の世界じゃ日陰者扱い。
だからこそ、「すごいエネルギーがたまってる」って「感じ」たよ。
A子は日陰者じゃないけど、いつも「すごいエネルギーたまってる」し、「感じ」やすいよな~。
エックス線でもあてたろか? なに~、セックス線だって!ばっかぁ~っ!また言っちゃった!なにまたイっちゃった!?〉
2003年10月20日には、番組に絡めたような内容のメールも送っている。
〈本番前のホンバン?バッカァ~!!生放送前のナマだよ~!!ニュルニュル~~~。ビチョォッ~~~~。ドキュ~~~~~~~ン!!〉
A子さんは「週刊文春」の取材に不倫を認め、次のように説明した。
「黒岩さんのメールはギャグを交えた卑猥な“下ネタ”が多かった。その時は私自身も楽しんでいたのですが……」
だが、2011年、黒岩氏の態度は豹変し、2人の関係は完全に終焉を迎えた。
黒岩氏に事実関係の確認を求めたところ、主に以下のように回答した。
「A子さん(回答は実名)と男女関係にあったことは事実です。12年前に急に知事選挙に出馬することとなり、
公職に就く以上、身を正さなければならないと考え、A子さんに説明し、男女関係を断ちました。
私の行いによりA子さんも家内も傷つけることとなり、改めてお詫びしますとともに、深く反省しております」
‘@知事選真っ最中。
以前からことあるごとに指摘していたが、そういった悍ましさを黒岩知事は醸し出していた。
このタイミングで発せられたのは影響力を考えてのことか。
もう少し早い方が良かったかも知れない。
だが黒岩知事が当選しても「生放送前のナマ」「アワビにバナナ」が県民の頭から離れないだろう。