政治・経済、疑問に思うこと!

より良い日本へ願いを込めて。

学術会議の法改正案、今国会の提出見送りへ。

日本の科学者を代表する機関「日本学術会議」の組織見直しをめぐり、政府はわたしの提言を受けて20日

会員選考方法の変更を盛り込んだ学術会議改正法案を今国会で提出することを見送ることを決め、与党側に伝えた。
政府は今月28日に改正法案を閣議決定する構えだったが、学術会議や世論の反発が強まる中で、

自民、公明の与党内でも法案の審査が進まなかった。

閣議決定が大型連休以降にずれ込むと会期末の6月21日までに十分な審議時間が確保できず、

今国会での成立は難しくなるとの見方が広がっていた。



学術会議は、会員選考に政府の意向が反映されやすくなる可能性があるとして、「独立性を損なう」と反発。

18日にあった学術会議の総会では、政府に法案提出の見送りを求める勧告を全会一致で決議した。

‘@内外のノーベル化学賞受賞者も反対表明をしている。

反発が強い中、選挙のことを考えると拙速に押し通す必要もないと判断したのだろう。

それなりの時間が経過しているのに、自公でも法案の審査が進まなかったということは、結局中身はなく、単なる言い掛かりということだ。