不安定な社会情勢の影響などを受けて、食材や資材をはじめとする物価の高騰。
総務省の家計調査によると、2人以上の世帯における消費支出の月平均額は、
2021年が27万9024円、2022年が29万865円との結果がでており、その差は1万1841円。
物価高騰によって、1年の間に毎月1万円ほど、出費が多くなっている。
「値上げラッシュ」で外食をやめた家庭は58.5%。
ソニー損害保険株式会社が、値上げラッシュが原因で「卒業」したものを調査して、発表。
その結果、上位5位は以下のとおりとなった。
1位 外食:58.5%
2位 買い物場所:46.3%
3位 オシャレ:32.9%
4位 通信費の契約:28.0%
5位 国内旅行・間食:22.0%
値上げの影響があったと回答した割合は89.0%で約9割、実際に前年よりも支出が増えた割合は90.0%となり、
賃上げが物価高に追い付いておらず、各家庭の物価高騰による影響は深刻であることが分かる
長引けば景気に影響する。