政治・経済、疑問に思うこと!

より良い日本へ願いを込めて。

​G7で日本のメディアの対応が問題視されている。

ゼレンスキー大統領が来日し、それをメディアが追いかけたことに対して、

ゼレンスキー大統領の居場所が分かり危険だと言う声が多い。

だが、追いかけるのもメディアの仕事。

本当に危険だと思ったら極秘裏に来日するだろう。

ゼレンスキー大統領は堂々と訪日したかったのだ。

その姿を世界中に見せたかったのだ。決して逃げない。

そして日本は安全だ。

ゼレンスキー大統領だけでなはなく、各国首脳が集まっているのだ。

だとすれば、危ないのはゼレンスキー大統領だけではない。

少し、ズレてる気がする。



それよりも、G7広島サミットで忙しい中会見をした岸田総理に向かって「逃げるんですか」と発した人間の方が問題だ。

会見は14時30分から15時にかけて30分間を予定していたが、前の予定が長引いて14時42分にスタート。

約23分にわたって冒頭発言し、日本メディアから2問、外交メディアから2問ずつ質問を受けた。

この時点で、予定よりも10分長い40分が経過。司会者が終了を告げる中、

ある記が、「1問だけでいいので。総理!逃げるんですか」などと声をあげた。

声をあげたのは元朝日新聞記者の尾形聡彦氏(54)。2022年にArc Timesを設立。

尾形氏は2023年5月現在、デジタルメディア「Arc Times」の編集長を務めている。


岸田総理は一度は演台を離れ、書類を入れたファイルを秘書官に渡したが、

「逃げるんですか」と言われた直後に「一言だけ答えよう、じゃあ」と演台に戻った。

岸田総理はメモなしで3分30秒ほどかけて説明。

記者はさらに、「(聞き取れず)なんですけども、その点はお聞かせいただけませんか?」と質問を続けたが、

岸田総理はそのまま退出し、記者会見は終了した。