吉村洋文大阪府知事ら歴代党幹部のSP役を務めてきた日本維新の会交野市支部の高石康幹事長(54)から、
繰り返し威圧的な言動を受けたとして、大阪維新の会の女性府議が党のハラスメント調査に対し、被害を申告していることが、「 週刊文春 」の取材でわかった。
また、高石幹事長が過去に女性府議らに対し、高圧的に「死ねばもろともでやる気あんのか」「ほんま次ないで」などと発言する音声データも入手。
190センチ超で、スキンヘッドという風貌の高石氏。維新関係者の間では「入道さん」と呼ばれる有名人。
もともとは、維新の創設者である橋下徹氏の後援会の青年部部長だった古参党員。
吉村氏や松井一郎前市長のSP役として警護も担当してきた。街頭での威圧行為が問題視され、関西写真記者協会が抗議した過去も。
高石幹事長からのハラスメント被害を申告したのが、美好かほる府議(52)。医療機器販売会社の社長などを経て、現在2期目。交野市支部の支部長。
「あの橋下徹でも、俺が怒り狂っているとき、『高石さん、ちゃんと話するから待ってや』みたいに言うから、もの言われへん。松井一郎でもそうや」
そう前置きした高石幹事長は、そのうえで、「わかってるけ、美好。次偉そうなこと言うたら、ほんま次ないで」
美好府議に対し、自身に反抗的な態度を取った場合、次の府議選における公認など、今後の政治生命に影響しかねないという意味にも受け取れる発言をしたのだ。
「活動してますとかいうのが、嘘ついたりとかもあったんで、お前ええ加減にせえよと言ったこともあるし。おいコラお前と、怒って言うこともあります」
「それこそ、僕へのハラスメントやと思います。身体が大きいから乱暴やと言われる。恫喝って受け止められたら直さなというのはもちろんわかっているけど、こっちの言い分としては怒るには理由があるやんかと」
高石、お前反省するところないの? と言われたら、そりゃ人間やからいっぱいありますわ。それは自分でもわかってます。それの一個は、言い方キツイってこと。それはね、僕はね、何十年も言われているんで」と開き直る高石幹事長。
‘@維新はこんなのばかり。それでも人気がある、不思議。
本人もそれなりに認めているということは、日常茶飯事ということだ。