ロシア外務省は7日、和平合意が結ばれるには、ウクライナが戦闘を停止する必要があるとの考えを表明。
この前日まで、ロシアによるウクライナ侵攻をめぐる和平会議が、サウジアラビアで行われていた。
米国、中国、インドなど約40か国が参加する国際会議だったが、ロシアは招待されていなかった。
ロシア外務省は、ウクライナが「敵対行為とテロ攻撃」をやめ、西側諸国がウクライナへの武器提供を停止するのならば、事態を解決することが可能だと述べた。
また、占領しているウクライナの領土割譲も求めた。
同省のマリア・ザハロワ道官は「ウクライナの主権の根本である、中立、非同盟、非核武装の確約は必要となる」と述べた。
‘@何ら変わっていないロシアの主張。
ロシアはウクライナが攻撃を止め武器を増やさず、実効支配している地域をロシアの物と認めれば和平交渉を開始する。
それでも交渉が決裂すれば、すぐさま攻撃する。
ロシアの提案をウクライナ側が聞き入れたからと言って、ロシアが今後攻撃してこないという保証はどこにも無い。
それどころか、そもそも攻撃を仕掛けてきたのはロシア。
そのロシアがエラそうに、こちらの主張が受け入れられれば停戦してもいいとは、
ならず者の戯言だ。