29日、釜山は博覧会国際事務局(BIE)第173回総会で行われた2030万博開催地1次投票で計165票中29票を獲得して2位となった。
サウジアラビア・リヤドは119票を獲得し、3分の2以上を確保して釜山とローマを圧倒し、2次投票なしで万博誘致を確定。
文書で韓国支持を約束した国々の過半数が土壇場で裏切った模様、最低60ヶ国が支持するはずが29票に。
政府の戦略は「二次投票オールイン」だった。競合他者のリヤド、ローマ(イタリア)に比べて後発走者であるため、1次投票でローマを抜いて、決選投票でローマ票を吸収してリヤドと勝負を繰り広げれば「勝てるかもしれない」と判断した。
韓国勝利の根拠はあった。
政府と民間が「ワンチーム」で動いて、過去17ヶ月間、182の国際博覧会機構(BIE)加盟国のすべてと対面接触。
その結果、釜山エキスポ誘致委員会はいくら保守的に見積もっても「最低60カ国」が釜山を支持すると予想。
1次投票でリヤドが3分の2(182カ国のうち122カ国)以上の支持を得られなければ決選投票へ行くが、
逆に言えば韓国支持が60カ国を超えると最小阻止線を確保できる。
これまで3カ国以上が競争した場合、1次投票で終わったことはなかった。
文書で韓国を支持した国家は相当数だった。
パク・ヒョンジュン釜山市長は表決直後「書面で支持を受けた国の票数より出ていないのは衝撃的」と驚きを隠さなかった。
‘@サウジマネーは20万円ではなく、2000万円だったかもしれない。