アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開催中の国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)は5日、
エアコンの使用による電力消費で排出される二酸化炭素(CO2)の削減について議論した。
気温上昇と経済成長に伴い途上国ではエアコンの需要が拡大。排出を抑えるため、日本メーカーが得意とする「インバーター」を搭載した省エネ型エアコンの普及に期待を寄せる声が出ている。
会場内の「日本パビリオン」にはインバーターの仕組みの解説などを展示。
ダイキン工業の中東・アフリカ法人のミシェル・ファラー氏は、
「各国政府の普及促進策を待っていたら間に合わない。電気代が安くなることも消費者にPRしたい」と語った。