観光支援策「Go To トラベル」キャンペーンで、
大阪市から出発する旅行も一時停止するよう提言したのに対し、
「270万人いる大阪市民の移動全てを止めるのは、ちょっと違うんじゃないか」
と疑問を呈した。
一方で「感染拡大地域だから来るのもバツなら出るのもバツにすべきじゃないか」
というのは、非常に分かりやすい論理と矛盾した見解を述べ、
「最終的には国でご判断いただきたい」と、小池知事と同じく国に投げかけた。
そもそも、権限は本来なら自治体の首長にあったはずが、
「自粛要請は国と協議のうえ行う」と改正したのは、安倍政権と菅官房長官だ。
以前から指摘しているが、国の顔色をうかがいながら決めなければいけなくしたのは政府だ。
小池都知事を非難するが、みんな、忘れているようだ。
知事が判断すれば、勝手に判断したと怒り、国が判断してくださいと言えば、無責任と怒る。
じゃぁ、どうすればいいのか?と、言いたくなる。
国のレベルが低下すれば国民のレベルも低下する。
どちらが先かは分からないが、お笑いだ。