「保健所が病床確保困難」
新型コロナ感染拡大で病床が逼迫する中、クラスターが発生した埼玉県戸田市の市立介護施設で、
感染した入所者の入院先が確保できない状態になっている。
重症でも入院先確保が困難との説明を保健所から受けているといい、
27日に腎臓に持病があった80代男性、29日にも持病がある別の80代男性の死亡が確認された。
他の感染者も酸素マスクを付けて隔離されているという。
施設によると、県の保健所から、重症者でも入院先確保は大変困難な状況。
無症状の入所者は隔離待機となるなどとの説明を受けていたという。
27日に死亡した男性の家族からは「(容体が悪化した場合)救急搬送して延命措置を希望しない」
との承諾を得ていた。職員がみとったという。
29日に死亡が確認された男性の家族からは「容体悪化の場合の救急搬送」を要望されたが、
職員が朝の巡回をした時点で既に死亡していた。
自治医科大付属さいたま医療センターの讃井(さぬい)将満医師は、
「重症者用の病院に入るのが難しくなっている。医療資源は限界があるので、
新規感染者を減らすしかない」と話す。
‘@恐れていた状況が起きている。
何ら手を打たないで、感染者は増え、重症者が増えれば、死亡者も増える。
それも、見殺しにされる死亡者が。
トリアージュなどではなく、単なる放置。
(合掌)