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​東京・杉並区の田中区長、小池知事に要望書を提出。

東京都杉並区の田中良区長(60)は8日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、

重症者の治療で優先度を付ける「トリアージ」のガイドラインの策定を、

東京都の小池百合子知事に要望。

都内では医療機関の病床が逼迫している。

田中区長は国と都が協力し人工呼吸器の装着などのガイドラインを速やかに用意するよう求めた。

要望書では「医療機器とマンパワーは有限で、今後患者が医療機関に押し寄せた場合、

医師に生命の選択を強いることになる」と説明。

田中区長は「より多くの人を助けるための医療資源の配分の議論を始めるべきだ。

きれい事では済まない危機的状況に今あるのではないか」と強調した。

 

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都内で最も重要な指定病院は「都立」です。都立病院の責任者は都知事なのだから、

組織のトップとしても責任を果たすべきなのです。

「命の選別」の責任は、現場の医者ではなく、都知事として背負わなければなりません。

ギリギリの状態にある病院に命の選別まで押しつけて、

さらに追い詰めることだけは避けなければならないと考えています。

知事には今こそリーダーシップを発揮してもらいたいと思います」とした。

東京の杉並区は23区で唯一、杉並公会堂で成人式の会場開催を予定通り行った。

祝辞で登壇した田中区長は「杉並区が成人式を強行した。こういうふうな向きもありますが、

事実は違います。事実は、開催予定の自治体に国や東京都が中止を強硬に迫り、

結果的に私だけが残ったというのが真相です」と、意味不明の説明をした。

他の区は、国や都の中止要請を聞き入れ中止にしたが、杉並区は聞き入れなかったので、

結果、開催することになり、強行したわけではない」との論らしい。

開催の是非は別として、それを強行とは言わないのか。

新宿区は8日、緊急事態宣言の発令を受けて、

11日に予定していた成人式について一転して中止に。

 

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プロ野球の元日本ハム監督で、がん闘病中の大島康徳氏(70)が、

新型コロナの感染拡大が続く中、東京・杉並区などが成人式の式典を予定通り行うと発表したことに、

「どうして強行しようとしているのですか? その理由をお聞かせいただきたい!」と問いかけた。

「成人の方とご家族のお気持ちは勿論、私も親ですから十分分かります」と、理解を示した上で、

「でも、勇気を出して言わせてもらうならば…私は杉並区の住民ですので

他の区のことに口を出すつもりはありませんが杉並区には問いたいです」とし、

「23区の中でも常に多数の感染者が出ていて『緊急事態宣言』も出ようとしているのに 

どうして強行しようとしているのですか?その理由をお聞かせいただきたい!そう思います」

と疑問を呈した。

杉並区は東京都、62の区市町村で、上から6~7番目に感染者数が多い。

田中区長と小池都知事は当初から犬猿の仲のようだ。

小池百合子知事が10月19日、都内自治体の首長の声を個別に聞く「意見交換会」で、

通常は、知事側が区長らの要望に答える「予定調和」の色が強いが、

田中区長は小池都政への「違和感」を連発し、異例の展開となった。

 

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田中区長は、感染者が減らないため都が飲食店などへの時短営業要請を二十三区のみ延長したことに、
「丁寧に説明していくべきだ。延長時にまったく相談がなく、違和感を持っている」と疑義を唱えた。

また、「正しいリーダーシップの在り方ではない」と、都側の説明をさえぎり批判する場面もあった。

小池知事は「いろいろなご自身のお考えを述べていただいた」とかわし、

終了後、同席した杉並保健所担当者に対して「発言を頂きたかったが、区長がながながとしゃべって…」と漏らした。

同様の意見交換会は昨秋もあったが、知事選前だったこともあり、

田中区長は「知事のパフォーマンスにはつきあえない」とし、区市町村中で唯一、不参加だった。 

2020年03月杉並区では議長が議員に「保健所への質問は控えるよう」通達。

言論封殺だとの声も上がっている。