菅総理(72)が4月30日、「5連休は不要不急の外出や帰省など控えて」と呼びかけた。
菅総理は同日、「東京や大阪では人出が減少し始めているが、感染者数は高止まりが続いている。
引き続き酒の提供の停止、人流を抑える対策が必要だ」と述べた。
そして「あすから5連休に入る。不要不急の外出、行楽、帰省を控えていただきたい。
国民に心からお願いを申し上げたい」と総理大臣官邸で訴えた。
しかし、昨年4月。当時の安倍晋三そうり(66)のもと、政府は「Go To キャンペーン」を決定。
特に波紋を呼んだのは、観光業などへの需要を喚起するという名目の「Go To トラベル」。
そして1度目の緊急事態宣言が終了した直後に、税金を使って“旅行せよ”と政府は後押しした。
また菅総理も同年12月、「いつの間にかGo Toが悪いことになってきちゃったんですけど、
移動では感染しないという提言もいただいていた」と薄笑いを浮かべながら生放送で発言。
しかし、その3日後に突然「Go To キャンペーン」を停止すると発表。
「旅行に行け」と言ったかと思えば、「連休は外出を控えて」。
「移動では感染しない」と言いながら「移動しないでくれ」と、矛盾だらけ。
自分たちのは言動が矛盾していることに気づかないのだろうか。
もしそうであれば、そういう人が国の中枢にいることが空恐ろしくなる。
ネットなどでは、「不要不急の五輪を押し通そうとしている人に言われても」
「支離滅裂だ」などと厳しい声が上がっている。