内閣府が18日発表した2021年1~3月期の国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は、
物価変動の影響を除いた実質で前期比1.3%減、
この成長が1年続いた場合の年率換算で5.1%減。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、1月に首都圏などで緊急事態宣言が再発令された影響で、
内需の柱である個人消費が冷え込んだ。マイナス成長は3四半期ぶり。
20年度は前年度比4.6%減と、2年連続のマイナス。
リーマン・ショック当時の08年度(3.6%減)を超えた。
米国などで景気回復の勢いが加速する中、日本の出遅れが鮮明となっている。