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「山梨モデル」感染拡大、相次ぐクラスター。

全国で新型コロナの新規感染者数が減少傾向にある中、山梨県で感染が急拡大している。

昨年5月以降、緊急事態宣言などの対象に含まれていなかったが、

今年6月に入り1週間の感染者数が前の週の約4倍に増加。

感染症対策をとった飲食店への独自の認証制度で知られ、

感染抑制の優等生だったはずの山梨。

県は5日、新型コロナウイルス感染症関係総合対策本部の会合を開き、

この日発表された感染者数が47人となり、過去最多を更新したと発表した。

そのなかで、韮崎市内の障害者入所施設で32人が感染したクラスターも発生。

6月10日夕方、長崎幸太郎知事は、県庁で臨時記者会見を開き、

「昨年以来、最も重大な局面だ」と危機感をあらわにした。

10日までの1週間の県内の感染者は201人で、前週の54人から急増。

県民に対し20日までの期間、不要不急の移動を控えるとともに、イベントや会合の中止、延期を求めた。

対策本部会合では、県感染症対策センターの藤井充総長が、

県内では5月の連休の影響は見受けられず、首都圏などでも感染者数が落ち着き気味だったとし、

「県内もこのままいくのかなと思っていたところ、非常に目立った増加を見ている」と話した。



最近の増加要因については、障害者施設以外でも集団発生の事例があることを懸念。

大学生の仲間内の会合やバーでの感染が広がったケース、

休みの店を開かせてカラオケをしたグループが感染した例などを挙げ、

複数の感染が増えていることを指摘した。

「何らかの症状が出ても、PCR検査まで時間がかかり、その間に感染が広がるケースがある。

気の緩みから会食やカラオケをし、少し体調が悪くても受診を先延ばしにする、

そういう例もあるのではないか。

基本に立ち返って感染が制御できるようになればいいと思っている」と述べた。

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