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​小池知事「1人暮らしの方は自宅を病床のような形で」

小池都知事は28日、都庁で報道陣の取材に応じ、

新型コロナの新規感染者数の増加傾向に歯止めがかからないことについて、

「ワクチンを、ぜひ若い方も打っていただきたい」と接種を呼び掛けた。



「若い方々の行動パターンが、鍵を握っている。自分がよければではなくて、

結果として人にうつすと、医療体制が逼迫ひっぱくする。

去年の夏も、年末も、お正月も、ゴールデンウィークもなく、

ずーっと頑張っている医療従事者のことも考えていただきたい」と自虐で協力を訴えた。

本当にそう思うなら、余計なことをしないで、感染対策に全力を注ぐべきだ。

国民がなぜ、政府や自治体の要請を聞かずに動き回っているのか理解していないようだ。

連休があり、国全体がお祭り騒ぎになっていれば、なぜ、自分だけが家にいなければいけないのかと、思うのは当然だ。

そのいい例が、今月25日、山梨県教育委員会幹部ら、計12人前後で、昼食付きのゴルフをしていた。💩



そして、若者だけではなく、今は40~50代の感染が問題視されている。

その若者の、父親くらいの年齢だ。親子で動き回っていれば誰に注意するのか。

もう少し早い段階で手を打つべきだった。

都の吉村憲彦福祉保健局長が27日に報道各社に、

「いたずらに不安をあおることはしていただきたくない」と要望したことへの見解を問われると、

「今は陽性者数だけの問題ではない。ある意味、これまで通りとは違う。

まあ、紀元前と紀元後でいうと、ワクチンがあるか、ないかの違いは、

しっかり伝えていただきたいという趣旨だと思います」と、意味不明なことを述べたようだ。

ワクチンは足りていないから打ちたくても打てない自治体は多数ある。

いま、ワクチンワクチンと言ってもどうしようもない部分もある。

なぜ、いたずらに不安をあおることがワクチンに繋がるのか。

相当焦っているようだ。



今は陽性者数だけの問題ではないというが、感染者数が増えれば病院は逼迫してくる。

政府や都は認めないが、東京はすでにそういう状態だ。医師が危機感を訴えている。

そんなことは知っているはずなのに、誤魔化そうとしている。

全ては五輪があるがためだ。

医療体制にかかっている負荷についての認識については「基本的に、3つの柱でやっている。

自宅、ホテルなどの宿泊療養施設、そして病院。

この病院の病床を、いかにして効果的に効率的に生かすかが鍵になる」と強調。

その上で、自宅療養者の健康状態を確認する体制も整えているとして、

「特に1人暮らしの方々などは、自宅も、ある種、病床のような形でやっていただくことが、

病床の確保にもつながるし、その方の健康の維持にもつながる」と、これまた問題発言をした。



自宅が病床になるはずもなく、感染したら都で用意してくれるのか。

大阪では多くの人が自宅で苦しんで亡くなった。

感染して1人だととても不安で、メンタル的にもやられる。

メンタルがやられると、免疫力も低下する。

1人暮らしの方は1人静かにお引き取り下さいと恐ろしい話だ。