28日、東京都で確認された新規感染者が初めて3000人を超えた。
菅総理は28日、新型コロナの全国的な感染急拡大を受けて、
西村大臣や、田村憲久厚生労大臣ら関係閣僚と協議した。
しかし、総理秘書官は、「本日はお答えする内容がない」として、
菅総理は、行った協議内容について、記者団に説明しなかった。
前総理は開会式から逃げるは、現総理は会見から逃げるは、
この国のトップは一体どうなっているのだ。
厚生労働省の新型コロナ感染症対策アドバイザリーボード脇田隆字座長は、
28日の第45回会合後の会見で、「人流が減少しているのは確かだが、前回には到底及ばない。
この減少幅では感染者数を減らすまでに至らない」と危機感を表明。
脇田座長は「緊急事態宣言が出ている一方で、
五輪が開催されているというメッセージも影響する可能性はあると思う」と答え、
「危機感を行政と市民が共有できていないことが現在の最大の問題」と指摘した。